Dancing in the Rain!

人生を楽しむブログ

風の時代の人間関係 - 相手に分かってもらわなくてもいい

 

 

 

去年から続いているプライベートレッスン、

毎回色んなテーマで占う練習をします。

 

先日、とある生徒さんのレッスンは

家族・人間関係がテーマでした。

 

 

レッスンでもお話しましたが、

人間関係に大きく影響するのは

家族との関係性だったりします。

 

特に子どもの時は母親との距離が近いです。

 

母親との関係性の中で

自分がどう感じていたのか?

 

そこに安心はあったか。

安心して自分を出せていたか。

 

 

親との関係の中で不安があると

子どもは自分を出さなくなっていくものです。

 

自分を出してはいけないと、

無意識にそう思ってしまい

我慢を続けていることもあります。

 

 

 

それが大人になってからの人間関係に影響していきます。

 

大人になってからの人間関係の中でも

親との関係性が再現されてしまうことが多いです。

 

親の顔色を伺ってきた人は、

相手の顔色を伺ってしまう。

 

親に愛されていないと感じていたから、

相手の愛情を疑ってしまう。

 

 

人間関係は対等でなければ

健全には続かないと言われています。

 

そうでない関係は壊れていくもの。

 

そして人間関係における「対等」とは、

お互いの考えを尊重し合うこと。

そして関係性の中で自分らしくいられることです。

 

 

それは親子であっても同じです。

 

年齢も立場も役割も違うけれど

人としては対等なのです。

 

上司と部下も同じ。

それぞれの役割が違うだけで人としては対等です。

 

どちらか一方の言うことを聞かなければならない、

何かを強制する/させられる関係は対等ではありません。

 

 

 

風の時代のキーワードとは「自立」と「自由」

だと言われています。

 

そして自立して自由な人間関係とは

「対等」な関係なのだと思います。

 

 

 

その関係を作っていくために、

自分の中の間違った思い込みを

手放していく必要があります。

 

その思い込みはだいたい親との関係の中で

持ってしまったものが多いです。

 

レッスンでは親との関係を占うことで、

自分の中にどんな思い込みがあるかを見ていきます。

 

 

 

生徒さんと生徒さんのお母さんの

本来の相性を見ていくと、

そこには葛藤がありました。

 

そもそも葛藤が起こりやすい相性で、

お互いの考えに違いが多いのだと思います。

 

 

 

 

でもその関係性の中で

バランスを見つけていくこと。

 

相手を尊重しつつ、

自分の考えも尊重する。

 

その学びを得るための葛藤。

 

 

だから葛藤があるのが当たり前で、

親と仲良くできなくても当たり前です。

 

親と仲良くできないことに罪悪感があった生徒さんは、

そのメッセージにホッとしていました。

 

 

私だって親とべったり仲良くできてる訳じゃない。

 

でも今はお互いに考えが違うことを認め合って

お互いにそれを変えようとしなくなった。

 

そうしたら平和が訪れたのです。

 

 

親と仲良くできないことに罪悪感がある人は、

親と仲良くできなくてもいい

と思ってみてください。

 

今回の人生ではそれが大切なんじゃない。

違うことをするために生まれてきています。

 

 

親と仲良くしなくてもいいよ。逃げてもいいよ。 - Dancing in the Rain!

 

 

 

親は親で、自分の親から思い込みをもらって

生きていることもあります。

 

親と祖父母の関係性を占うことで

それが見えてきます。

 

 

私は以前それを占ったら母の中に

苦労はするものだ

という思い込みが出てきました。

 

楽してはいけないという思い込み。

 

その思い込みがあることで

自分から苦労する方に行ってしまっている。

 

 

 

 

 

 

 

それを母が信じて生きるのは、母の選択です。

 

ただそれを私にも押し付けるのは

「対等」ではありません。

 

 

 

でも逆に私も親の考えを

変えようとしていました。

 

なぜなら自分のことを分かって欲しかったから。

 

自分なりにどういう風に考えて

親と違う生き方をしてるのか。

 

以前はそれを親に分かってもらおうとしていました。

でもそれを辞めました。

 

 

親は親の考えがあって好きでその生き方をしてる。

それを無理矢理変えるのは「対等」ではない。

 

無理に分かってもらわないこと、

違いを違いのままにしておくこと。

 

それが相手の考えを尊重することだと

気づいたからです。

 

 

 

たとえば相手に問題があったり、

相手が困っている時も同じかもしれません。

 

自分がそれを見ていて不安だからって

相手の問題をどうにかしたくなる。

 

でもそれをしないこと。

相手から求められていない限り放っておくこと。

 

それが対等な関係なのです。

 

 

 

理解してもらわなくてもいい。

わかってもらわなくてもいい。

何とかしようとしなくてもいい。

 

その上で自分は自分の好きなように生きればいい。

 

もしそれに対して親や家族が何か言ってきたら、

距離を置いて関わらなければいい。

 

家族だからって分かり合わなくてもいい。

それぞれ違う生き方でもいい。

 

 

それは親や家族に対してだけじゃなく

人間関係全部に言えること。

 

自分が何かしたいとき、

その理由を友達や職場の人やパートナーに

分かってもらわなくてもいいんです。

 

自分がただやりたいからやる。

それでいいです。

 

 

相手のことは放っておいて

自分の人生に集中しましょう。

 

それが結果的に相手がその人らしく生きることを

後押しすることにつながっていきます。

 

 

 

 

 

 

レッスンが始まる前に、

今日のレッスンがどんなものになりますか?

と質問して一枚引きました。

 

出たのはスターのカード。

何か癒やしが起きる?

 

レッスンでは親との関係について

自分の思い込みがだいぶ軽くなって

生徒さんの心が癒やされたみたいでした。

 

本当に良かったです✨