先日はオンラインでの
タロットレッスンでした。
このレッスンの中では
直感を使ったリーディングの練習もします。
出たカードを見て、
思いつくことを言葉にしていく。
自分の感覚を否定せず、
それを言語化する練習です。
自分は間違ってはいけない、
という想いが強すぎると
言語化が難しくなります。
だから間違うことを許す、
その練習にもなる。
なんとなく、
意味もなく、
理由もなく、
整合性もなく。
ふと、何かを思いつくことがある。
それが直感から来ているもので、
不思議と深いリーディングにつながっていく。
カードの意味を忠実に、
習った手法に則って、
ロジカルにリーディングすること。
直感を使って
自由にリーディングすること。
そのどちらも大事で、
どちらもできたらいいと思います。
直感リーディングの練習では、
私が質問を決めて、
それを生徒さんに教えないようにします。
まったく質問を知らずに
生徒さんはカードを一枚引いて
直感でリーディングしてみる。
先入観を失くすために、
質問を知らずに
頭に思い浮かぶことを
言語化していきます。
私が考えた質問は、
「私のタロットの力、能力を生徒さんはどう思っていますか？」
という、印象を聞くものでした。
出たカードはペンタクルの５、
逆位置。
カードの意味を見ると、
正位置は損失や孤独を表し、
逆位置はそこからの回復、
自信や希望を取り戻してくる。
誰かと二人で一緒に歩いてる、
巡礼のよう。
冷たいんだけど温かい、
傷ついてるけど悲壮感はない。
周りの環境は冷たいけど、
この描かれている二人に悲壮感は無い。
行先は決めているみたい、
そんな気がする。
生徒さんがそんな風に
リーディングしていました。
すごい、
なにかの物語のよう。
海王星が強い生徒さんなので
直感でのリーディングが深いものでした。
「巡礼」の意味を確認してみると。。。
順礼とも書く。神聖な場所，寺院などをめぐって巡拝すること。宗教上の行為の一つの型としては，宇宙の創造の起った場所，すなわち宇宙の中心の象徴化としての聖地への回帰である。
なるほど。
でもなぜかしっくり来る。
私の中でいつも、
隠者のカードのように
一人で歩いている感覚があるのです。
それは旅をしているような、
何かを探しているような。
タロットと自分の関係は１対１、
その関係をひたすら深めていく。
だから一人でそれに向き合っている、
そんな感覚があるんだと思う。
私が考えた質問を聞いた生徒さんは、
改めてカードを見て、
私の鑑定を受けた人は、
自分がひとりじゃないんだと気づくんだと思う。
と言ってました。
巡礼の旅とは、
その人の心につながる旅。
自分の真実を見つける旅。
鑑定のときはその人の心を
深く深く掘っていく。
相談者さんと一緒に歩き、
そこまで道案内している感じもする。
巡礼の旅に誰かを連れて
行ってる感じではない。
私の旅に参加してもらって、
途中途中で一緒に歩いている感覚。
ペンタクルの５に描かれている二人が
並んで歩いていないように見える。
それはそういうことなのかも知れない。
うーん、おもしろい。
あとでタロットに、生徒さんの
直感リーディングについて聞いてみると、
隠者のカードが出ていました。
やっぱりそうか 笑
以前も勉強会で直感リーディングを
やってみたんですが、
そのときも面白かったです。
使ってなくて鈍ってるだけで、
みんな直感あると思います。
直感を使うために心の土台も大事です。
王様のように自分のスキルや力を活かす / そのための心の土台を作る
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