Dancing in the Rain!

人生を楽しむブログ

「ひとりになってもいい」って言えなかった

 

 

 

今回の鑑定は蠍座の期間に行っているのもあって、

たくさんの人が来て心を開いて

想いを話してくれています。

 

鑑定を始めたばかりの頃にお会いした方も

今回来てくれてお話していますが

みなさんいい意味でゆるんでると思います。

 

ここ数年は誰にとっても色々あった時間。

 

そういった時間を通して固くなっていた

心が徐々にゆるんできているのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

今でこそ自分の気持ちに正直に

生きられるようになっていますが、

私も最初からこんなにゆるんでいた訳じゃないです。

 

子どもの頃から30代中頃までは

ずっと孤独を感じている時間がありました。

 

その時は自分が思っていることが言えませんでした。

 

 

率直に話しているけども、

本心は言っていなかったと思います。

 

本心とはもっと子どものように

自分の中にある繊細で弱い部分が現れているもの。

 

そこは巧妙に隠そうとしていたり、

見ないようにしていました。

 

 

 

人って本当に思っていることは

なかなか言えないんだと思います。

 

言うのが怖いからです。

 

言ってしまうと気持ちが溢れ出したり、

隠していたことを知られてしまったり、

それで傷ついたり。

 

本当にそうだと思っていることほど

口に出して言えなかったりします。

 

 

 

 



 

 

ひとりになってもいい。

 

私はそれをずっと言えませんでした。

 

それを言ってしまったら

本当にひとりになってしまう。

 

だから怖くて言えなかった。

 

それぐらい自分は孤独であって

簡単にひとりになってしまう。

 

置いていかれてしまうと

思っていたんだと思います。

 

 

気づいたらそれを普通に

言えるようになっていました。

 

ひとりになる訳がないと思っているから

怖くないんだと思います。

 

でもその時は本当に怖くて

それを口に出していうと涙が出ました。

 

本心に触れるとそれを覆い隠していた

壁が壊れて涙が出るのです。

 

怖いよ、不安だよ。

そんな気持ちが溢れてきてしまいます。

 

 

 

 

とある相談者さんは、

不思議な距離感があるパートナーがいて

付かず離れずで付き合っています。

 

なんとなくずっと寂しい。

 

 

その方に口に出して言えなかった言葉の話を

鑑定の中ですることがありました。

 

その時、何気なしに、

試してもらおうと思いました。

 

「”ひとりになってもいい”て言えますか?」

 

と伝えてみたら、

相談者さんは本当にそれが言えませんでした。

 

言おうとしたら涙が出てきてしまって

止まらなくなってしまいました。

 

 

 

子どもの頃、親が忙しくてかまってもらえなかったり、

親と意見がぶつかって分かってもらえないと思ったり。

 

自分はわかってもらえないんだな。

ひとりで頑張らないといけないんだな。

 

そこからそんな想いを持ってしまう。

 

私たちはほんの些細なことから誤解して

それが大人になってもずっと続いていく。

 

 

 

 

 

 

 

どうせ分かってもらえないと思って、

自分の本心は言わないようにしよう。

 

本当は自由にしたいけど自由にしたら

ひとりぼっちになってしまうから我慢しなきゃ。

 

だって傷つきたくないから。

 

 

 

そんな風に思って相談者さんは

生きてきたのかもしれません。

 

だからちゃんとしていても、誰と何をしていても

楽しいはずなのにずっと寂しい。

ずっと我慢している。

 

 

 

それは自分で自分の気持ちを

無かったことにしていたから

寂しかったのかもしれません。

 

もしかして二人の関係の中で距離を置いていたのは

彼ではなく自分の方だったのかも知れません。

 

 

自分が開いて本心を伝えていったら、

寂しい気持ちを認めて伝えてみたら、

 

関係が変わってくるのかも知れないし、

世界が変わってくるのかもしれません。

 

 

 

自分が自分を分かってあげて、

自分が自分の気持ちを理解して否定しなかったら

 

あなたはずっとひとりじゃないですし、

安心を感じられるようになっていきます。

 

だからもう怖がらず安心して、

自由な自分でいてみてください。

 

 

 

ひとりじゃないって安心したら、

もっともっと自由に走っていけますから。