先週はマスターレッスンが立て続いてました。
先日のレッスンでは人を占うときの手順や
大事なポイントをいろいろ話しました。
生徒さんはレッスンに来る前に
宿題として人を占ってきてもらっています。
そうすることで、
何がうまくできなかったか、
何が分からなかったか、
それが分かるようになってきます。
その上でレッスンに参加するので
生徒さんから出る質問も具体的かつ実践的です。
占いに行って占ってもらうと、
恋愛だったら相手の気持ちを占ったり
関係がうまくいくかを占ったりします。
でも私が占う場合は、
相談者さんの気持ちにフォーカスしています。
恋愛の関係がうまくいくかどうかより、
「うまくいかせたいのかどうか」が大事だからです。
その気持ち無しには、
物事が進まなかったりするし、
手に入っても欲しいものじゃないから満たされない。
だから相談者さんの気持ちにフォーカスして
占ってみるのです。
それから鑑定していても、
相談者さんが言ってることと、
カードに出ることが違っている場合が多いです。
仕事辞めたいと言っていて、
本当は辞めたくない。
離婚したいと言っていて、
本当はしたくない。
人はなかなか本心を話さないし、
自分の本心を分かっていない。
だから相談者さんが言っていること、
知りたいことをそのまま占っても
その方のモヤモヤは結局晴れないことが多い。
自分の気持ちが分からなくなってしまったから、
モヤモヤするんだと思います。
だったらそこをタロットで掘っていったら
何かが分かるかも知れない。
それに気づいたので
相談者さんの心にフォースして
占うようになりました。
欲しいと言っているものは、
本当にあなたが欲しいものなんだろうか。
やめたいことは、
本当にやめたいんだろうか。
仕事で成功したいと言っても
本当に欲しいものを掘っていったら
それはパートナーシップで得られると分かったり。
根幹はつながっているから、
そうやって実は違うものが欲しかったりします。
仕事も大事なんだけど、
それだけでは満たされないこともあったり。
人によって望んでいるものは
いろいろ違っています。
自分で分かっていないところを、
するどく教えてくれるタロット。
占っていて毎回驚かされます。
だから占う人がすごいわけでもなく、
タロットがすごいのです。
私達はあくまでそれを読むだけ、
メッセージを届けるメッセンジャーに過ぎないのです。
読み取ったメッセージをどう伝えるか、
生徒さんは試行錯誤していました。
こればかりは一問一答じゃないから
教えるのも難しい。
ただメッセージを伝えるのじゃなく、
悩みに対してどうしたらいいかも伝えられたらいいかな。
相手が受け取りやすくするために、
メッセージの正確性が損なわれないよう
伝えるべきことは伝えなければならない。
その塩梅が大事。
暑い中、おつかれさまでしたー✨
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