以前から気になってる仏様を
観に行ってきました。
こちらは騎獅文殊菩薩像や
善財童子が観られることで有名です。
なぜかこの菩薩様と童子に惹かれ、
この目で見てみたいと思ってました。
安倍文殊院は、大化元年(645年)に創建された
とても古いお寺で現在の本堂は1665年に再建されたもの。
「三人寄れば文殊の知恵」で
有名な文殊菩薩が御本尊です。
本堂にずらっと国宝級の仏様が
たくさん並んでいて、
どれも間近でじっくり観られるのがすごい。
遠くから観るアイドルではなく、
会いに行けるアイドル級の近さなのです🙈
生で観た菩薩様は迫力でした。すごい。
獅子が今にも動き出しそう。
椅子も並べられているので、
座ってじっくり観ることもできます。
本堂は有料なのですが、
ポストカードと落雁をプレゼントで頂けます。
敷地内には金閣浮御堂という
弁天様が祀らている御堂があります。
ここは7周回ってから中に入ってお参りする
「七まいり行場」と呼ばれる不思議なところ。
ホームページの説明を読むと、
『この御堂は「七まいり」という
魔除け・方位災難除けを祈願する
願掛けの修行場となっています。
「七まいり」では、
そうした七難に遭わないために、
旅行や転勤、引越しなど、
どの方角に向かっても災難が起きぬ様、
魔除け・方位災難除けの神仏が安置されている
御堂の回廊を「おさめ札」を納めながら七回まわります。
七難を取り除き、
堂内で福を得る参拝の方法です。』
ということで、実際にやってみました。
これがなかなか楽しかったです。
これを使います
ここに入れます
周ります
7周して御堂の中に入ると、
比較的小さな弁天様の像が飾られていました。
堂内の六面の壁面には
秘仏の十二天御尊軸が
飾られているのですが、
どれも室町時代に描かれていてすごく古いもの。
こちらを参拝したら、
厄除け・魔除けのお守りを頂きました。
桜の季節は、この御堂の周りに
桜が咲き乱れて本当に美しいそうです。
ただその時期を過ぎた今は
空いていてゆっくり観られるので
この時期の参拝もいいと思います。
ここは「安倍」と言うだけあって、
安倍晴明公が出生した場所だと言われています。
境内には晴明堂が作られた、
安倍晴明公が祀られていました。
そこにある願いが叶うという
如意宝珠は直接触れられるので触ってみました。
如意宝珠にはこうやって
方位や仏様の名前が記されてあって
それだけでも興味津々。
このお社の前から安倍晴明公は星をみて、
未来や吉凶を占っていたそうです。
社務所では安倍晴明縁の
お守りや御朱印もあるので、
安倍晴明推しのみなさんは来てみてください。
※仏様の写真は安倍文殊院のホームページよりお借りしました。