私が大好きな公園には洋館があって
中が見られるようになっています。
公園も素敵だけど、この洋館の雰囲気からして
持ち主だった大田黒元雄さんは、
洒落た人だったんだろうと思います。
洋館には彼と彼の奥様の写真が飾られています。
時代は大正。
この時代の雰囲気いいですね。
大田黒さんのお父さんは東芝の再建にも関わった
やり手の実業家だったようです。
大田黒元雄さんはそんな裕福な親のもとに生まれて、
早いうちに海外留学し、最先端の音楽を日本に紹介。
色んな組織やものを起ち上げて
仲間と好きなことをしていた自由な人。
本当に自分の好きなことを好きなだけやって
死後に自分のお屋敷を公園にして市民に開放したり、
器が大きくてゆったりした人だったようです。
そして写真を見ても分かるとおり、
相当なお洒落さん。
服にも写真にも音楽にもこだわりがあり、
この時代にそんな感じだったので、
本当に最先端な人だったようです。
絶版になっている彼の本を図書館で見つけました。
海外での生活の話が書かれてます。
読むのが楽しみです。
よくよく彼の経歴を見たらこの地に移り住む前、
私が生まれた地域で暮らしてたようです。なんと。
午前中に仕事して、午後は銀座までフラッといって
夜は何もしないという彼の生活スタイルも
今の私とほぼ同じです。
彼のホロスコープを見たら金星ノーアスペクト!
それも同じで笑ってしまいました。
定職を持つ人生では無いですね。
彼は水星もノーアスペクトなので
彼は音楽の研究とか執筆をやってたのでしょう。
なぜあの公園に惹かれるのか分からなかったけど
なんだか納得しました。好みや感性が似てるのかも。
そんな彼が50年近く創作活動のために住んだこの地、
私がここを選んだのも必然なのかも知れません。
人生っておもしろい。
年末タロットレッスンやります★